ドラマ高嶺の花では学べないミネタカズノブについて
拝啓
納涼の候、貴殿らますますご機嫌麗しゅうことお慶び申し上げるこゆきだ畜生。
私めと申しますとスルメイカよろし乾燥しきっており、日々麗しい方々が恨めしくございます。
さてさて高嶺の花をご覧のハイソな皆様、皆様におかれましては恐らくミネタカズノブというあの魚顔のキモメンについて詳しく知らない方の方が多いのではないかと思い取り急ぎ筆を走らせた次第です。
勿論ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが今回やり玉にあげられる峯田さんはバンドマンであり、ゴイステやら銀杏BOYZでボーカルをしていらっしゃいました。
今日は今を時めく10代20代の諸君らにミネタカズノブという人間について享受したい。
ゴイステは僕らの青春だった。
高校のころライブハウスに近づいたことがあった30代であればゴイステ聞いたことない人間の方が少ないだろう。
それくらい僕らが高校生のころはゴイステ、175R、シャカラビ、GOGOそのあたりのコピバン集めてライブ!みたいな何が面白いのか、誰が得をするのか分からないライブをしていた。
銀河鉄道の夜なんて一日PAしてると最悪一日3回くらい聞かされる日もあったくらいだ(割とマジで)。
月末の日曜日になると、寂れたライブハウスには下手くそなベースソロを垂れ流す高校生が3人ほどたむろしてた。
※参考
パンクロックとかメロコア時代は今でいうところのWANIMAみたいな曲調のバンドが掃いて捨てるほどおり売れてはいなくなり、売れてはいなくなり。
僕らが高校生だったころはそんなメロコア下克上時代だった。
そしてゴイステも例に漏れず名を変え人を変え銀杏BOYZとなったが、メロコアというジャンルが衰退するにつれて息を潜めていった。
当然ミネタもゴイステ銀杏とともにメディアで目にすることはなくなった。
余談だがミネタはライブハウスでミネタのミネタ部分を晒し、男性ファンに噛まれ泣くというある種の伝説を残していおり人種としてはそこそこクレイジーなタイプである。
しかし大人が泣くほど噛みつくって…こえーよ…
して先日、滅多に目にすることのないドラマって奴を録画一覧に見つけてしまい石原さとみが出ていたことと、なんかどっかのブログに載ってたの思い出し何の気なく再生してみるとなんとそこにはどうもミネタらしき人間が映っているではないか?
心の声“いや多分新進気鋭のわき役でしょ?まさかw”
気になりすぎて内容そっちのけでエンドロールまで飛ばすと激震が走った。
マジだった。
もう一度言う、マジだった。
いや、全然共感してもらえないのは分かってるんだけどあのミネタが?石原さとみと?ドラマで共演?バカなw
ゴイステを多感な10代のころに聴いてた人間からするとちょっとした世紀末。
だってあいつクリスマスに参加条件“童貞”みたいなライブを開いて“童☆貞☆万☆歳!”とか“一発やるまで死ねるか!”とか歌ってたんだぞ?
しかもあいつ自身は多分童貞じゃない。
なおミネタ股間バイト事件はこのライブでの出来事である。
そんないい具合に大脳新皮質が機能不全起こしてるような人間が石原さとみとと共演てw
キャスティングが謎過ぎる。
当たり障りなく星野源辺りをキャスティングしとけばよかったものを…
まああまり知られてはいないが星野源もバンドマンだが(SAKEROCK)。
ここ最近の音楽畑の人間や芸人畑の人間の俳優としての躍進を見ると片桐はいりみたいな生え抜きの三枚目とか名わき役と呼ばれる人間が俳優畑で育たない環境なんだろうなぁと思った今日この頃。
顔面偏差値68くらいの俳優ばっか養成してないで、ミネタとか片桐仁とか癖のある役を他の畑から調達しないで自前の畑で育てなさいと思った次第であります。
敬具