こゆきのこごと

国語・音楽・理科・ところにより社会をお届けします。

メイドインアビスを絵で敬遠している人は損してるぞ

お久しぶりのこゆきです。

 

はてさて、劇場の混雑具合を見ると割ともう有名な漫画なのかもしれないが僕の様に絵で敬遠しているマンガ好きもまだまだいると思うので筆を執った次第です。

 

以下公式のHPのキャッチフレーズ

 

幻想と機械が入り混じる大冒険活劇!!

 

とのこと。

まあ、合ってる。合ってるけどね?

今日日幻想交じりっけなし、純度100%冒険漫画なんてゴールデンカムイくらいのもんだろうし、機械も用ず身一つで冒険するなんて孤高の人くらいのもんだろう。

 

コレだけだとラーメン屋が

 

ウチはスープに絡むちぢれ麺にこだわってます!

 

って言ってるくらいの情報量しかない。

 

実際このキャッチフレーズと絵を見た時ぼかぁきっと機械の少年と少女が手を取りながら冒険に出るPSゲームのICOみたいな漫画なんだろうなと思ってたわけですよ。

ところがどっこい、ところがどっこいだよ。

 

超正統派冒険活劇なんだよこの漫画!

 

主人公らはちょいちょい瀕死になるし、途中参加の仲間にも超暗い過去があるし。

 

行く手を阻むアビス(冒険してる洞窟的なトコ)の生物も主人公らの絵と相反していい感じに気持ち悪く、立ちはだかる人間たちも二癖ある奇人変人ばかり。

必死の冒険(アビスは進みすぎると戻ってこれない)に挑む人間なんかアタマオカシイ奴しかいないってのをしっかり体現してる。

 

後ギャグセンが良い。

シリアスな中にキッチリ笑えるシーンを盛り込んでくれてる。この辺はゴールデンカムイと同じくらいのバランス。

 

頼む。頼むから4巻まで読んでほしい。

ナナチとミーティーの過去編まで読めば引き込まれること請け合い。

 

グロ表現があるとかなんとか書いてあるブログを見るけど全然大丈夫。

視覚的グロ表現ってより、精神的ブラクラってほうが正しいから。

 

ってなわけでナナチは本当にかわいいですね。

 

メイドインアビス 1 (バンブーコミックス)