群馬を北関東で戦わせてみた
はてさてブログ初心者がまず何をするべきか考えたのですが全く思いつきません。
ゆくゆくはニッチな音楽とかマンガ、小説等を紹介していく予定ですがまずはブログの存在を知ってもらわないとですからねぇ…
まずはつらつらと自己紹介を重ねて行こうと思います。
最初の自己紹介では言いそびれましたが実は私(何故か)悪名高い群馬県民でございます。
しかしかれこれ30年近し群馬県に住んでいますが、群馬が他関東各都県から滅茶苦茶にディスられる理由が分からない。そんなこんなで北関東の他3県と比較してみました。
群馬VS埼玉
ここに関してはぐうの音も出ない。もうね、勝っている部分が見当たらない。
強いて互角に戦える部分があるとしたら海なし県というくらい。しかし海がないという点ではどうやっても引き分け以上でも以下でもない。
そうなると東京から近いという理由だけでも勝ちを譲るには十分な理由になるのではないだろうか。
そして書籍に言及するとローカルネタを題材にした「翔んで埼玉」と「お前はまだグンマを知らない」を比較しても前者に軍配が上がろう。前者は“埼玉県民には草でも食わせておけ!”や“埼玉臭い”などインパクトあふれるセリフ、かつ県外の人間にも分かる形でしっかり埼玉をディスってネタとして昇華させている。しかし後者はローカルネタを盛り込みすぎて生粋の群馬県民ですら“何それ知らない…”というネタが多い。1巻だけ読ませていただいたがディスってるというより作者の知っている群馬のローカルネタを詰め込んだ自虐に近い印象。高校生がコミュニティー内でしか分からない内輪ネタで盛り上がってる感じ。
恐らく群馬県民以外の方が読んだとて面白くもなんともないだろう。
群馬VS茨城
ここも群馬県を愛する私としては歯がゆいが茨城に軍配が上がるだろう。
まず大洗の存在がでかい。ただでさえ群馬は“海なし県”のレッテルを張られ海がないことでいじられまくっている。加え海水浴場も有する茨城の大洗町は半端ない飛び道具を手に入ている。そう、皆さんご存知ガルパンである。
先日友人と大洗に行ってきたがガルパンへの媚の売り方がヤバイ。
老舗っぽい旅館の入り口にすらかわいらしいアニメキャラの女の子が立っている。
聖地巡礼ではない一般の旅行者からするとちょっと引くレベルでのガルパン推し。
立ち寄った大洗水族館の中にはコラボしたわけでもないのに西住さんが“大洗へようこそ!”的なメッセージを吹き出しに湛え入り口でエスコートしている。
負けた。オタクは昨今自分の趣味に対しては金に糸目を付けぬし、観光資源として群馬では到底かなわないと思った。
では首都へのアクセス面ではどうだろうか…
NAVITIME調べ
水戸駅⇒東京駅 1時間15分
高崎駅⇒東京駅 57分
負けたって言おうと思ってたら勝ってた。ちょっと嬉しい。
なれば1勝1敗と言いたいところではあるが、新幹線の時間が20分短いくらいでは大洗という海水浴場、漁港+オタクの聖地を有する茨木勝ったとは言い難い。
そもそもアクセス面だと都内で働く人は高崎、水戸からは通わないだろうし、年1回使うか使わないか分からない新幹線を引き合いに出したのも自分のミスかもしれない。
群馬VS栃木
ここはかなりキワキワの戦いができると思う。
まず明らかに負けている点から行こう。世界遺産である日光東照宮付近の寺社群の存在である。私は一時期世界遺産巡りもしていたので足を運んだことがあるので書かせてもらうと僻地にも関わらず外国人観光客の数が比較的多い。
つまりVS茨城でも挙げた観光資源という観点から行くと絶対に勝てない。
私の知る限り群馬の観光名所と言ったら草津温泉くらいだ。仮に世界遺産で戦うことになれば富岡製糸場というマイナーな世界遺産はあるが、周りに何もなく急に登録となったことも重なり如何せん観光インフラが整っていない。
蚕チョコという見た目そのまま蚕ないかにも大学生が買っていきそうな土産は売り切れ、食事処もままならない。歴史に言及すれば意義ある施設ではあるのだが、観光という面ではあまり興味を引き立てる施設とは言い難いと思う。(ちなみに草津はすごくいい温泉なんですよ…)
書いていて気づく。群馬には観光名所がない。
多分都民も茨城栃木県民も「群馬に観光に行こう!」ってならない。
なにせ群馬県民ですらならないですからね。
ただこれだけは言いたい。“群馬住むには良いとこだよ!”と。
その理由は
圧 倒 的 に 天 災 が 少 な い ん で す 。
まず台風。内陸なので群馬に来る頃には温帯性低気圧くらいになってる。
加えてなぜか地震が少ない。合わせ技で海なし県であるため津波の心配がない。
交通網も車社会なので電車止まったから動けないみたいなことがない。
うん、スバラです。
これを読んでも群馬に住もうとはならんでしょうがwもとから住んでればいいとこなんです(迫真
そんなディスられがちな僻地グンマーからちょっとマイナーな音楽やらマンガやら小説などお届けしたいと思います。
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