霊的なものを否定したい、出来れば全力で。
どうも、こゆきです。
私事ですがこのこゆきというハンドルネーム、高校のころの彼女に由来しています。
その名をユキ、僕が一個だか二個下だった為あたながこゆきになったわけです。
してそのユキさん。霊的なものがお好きでいらっしゃったことを思い出したので、弁が立つようになった今の僕なら論破できるんじゃないかと思いましてエアー彼女相手に霊的なもの全身全霊で否定していきます。霊だけに。
まず否定するうえで、そもそも幽霊・霊とはどう定義されるかは非常に重要である。
言葉の意味だけだと上げ足を取る形になってしまう可能性もあるので、一般論も交えたい。
尚、宗教視点を入れるとめちゃくちゃ記事が長くなると思われるのであくまで世間のイメージする幽霊を対象とします。
ではまず、言葉の意味から。
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死者が成仏(じょうぶつ)できず、この世に迷い出て現す姿。亡者(もうじゃ)。「―の正体(しょうたい)見たり枯れ尾花」。比喩的に、実質を備えないまたは実際にはないのに、あるように見せかけたもの。案外ふわふわしてるな次いでれい〖霊〗 (靈) レイ・リョウ(リヤウ)・たま たましい《名・造》肉体に宿って肉体を支配する働きをもつもの。肉体を離れた人間の精神的本体。たましい。次、イメージ。多分ホラー映画が一番参考になるんじゃないかと思ったのでいくつかサンプリング①リングジャパニーズホラームービーの代名詞。呪いのビデオを見ると一週間以内にテレビから出てくる白装束の黒髪の女性に呪い殺される。②呪怨
(確か)袋詰めされた女性のバラバラ死体が屋根裏にある家の話。
(確か)住んだ人が呪われていくみたいな話。
つまり基本的に生きとし生ける人間には霊(魂)が宿っており、死した瞬間それが肉体を離れ第三者視点で目視ないし体感されるものが幽霊なのだろう。主に恨みつらみのある人のね。あと何故だろう、今回は関係ないけど幽霊男女比率女性のが多い気がする。まあ細かいことはいいや、上記の通り定義します。【考察1】質量保存の法則を論拠に考えてみる。やや1世紀ほど昔、米のマクトゥーガルなる博士によって興味深い実験が行われた。死にかけの人間をはかりに乗せて死んだ瞬間減少した体重(質量)を測るといったものである。6名の被験者に対し1名の被験者のみ死の瞬間四分の三オンス(約21g)体重の減少が見られたとのこと。しかしこの実験に対し呼吸停止に伴う体温の一時的な上昇による汗の蒸発分によるモノなので魂の質量ではないんじゃね?であったり、単純に誤差じゃね?であったり様々な反論があったそうな。実際犬で実験したところ、(犬には汗腺がないので)体重に変化は見られなかったそうだし、1世紀も昔に正確に体重を測定できる装置があったとも考えにくい。そのため僕は仮に魂があったとしても魂そのものに質量は無いと考える。【考察2】死して魂が抜けたとしてもそこに質量はない。では質量がないものがどのように視認されるか?可能性としてはチンダル現象が有力だろう。光が分散系を通るとき側面から目視できる現象。チンダル現象という小学生には多少ショッキングなネーミングの為名前くらい覚えている人も多いのではないだろうか。ついでだが上の光線に見えないと書き忘れた。少し立ち返ってほしい。
質量のない魂がどのように光源となりうるだろうか?
また光が直線で分散系を通るだけにも拘わらずあたかも人の顔のような複雑な形状を表現出来るだろうか?
疑義が残る。
【考察3】
作用反作用の法則から考える
百歩譲って21gの質量が有ったと仮定する。
幽霊はその姿を具現化する時、扉をすり抜けたりポルターガイストとかで食器を落としたり棚を揺らしたりする。
固体をすり抜ける以上幽霊の状態は液体ないし気体であると考えられる。
そして幽霊(液体か気体)はその姿を人前に表すとき何らかの作用をもたらすのである。
しかし、モノを動かす(作用する)ためには同じ力量を本体自身も受けねばならない(反作用)。
つまり最低でも棚を揺らすだけの反作用に耐え、形状を維持しうる強度を持った液体ないし気体の集合でなくてはならない。
21グラムしか質量がない何らかの集合体にそれをまかせるのはまさに荷が重いだろう。
【考察4】
いや科学で証明できないものとかあるじゃん!という意見
それな。
身近なことだとプラシーボ・ノシーボ効果の原因とか。
そりゃ確かにあるよ、証明できないけど間違いなくある現象とか摂理とか。
数学のミレニアム懸賞問題とかまさにそれだし。
証明できないけど、何回やっても同じ答えに帰結する的な。
でも、議論の場にそれを持ち込んじゃならんと思うの。いや分かんないけどあるんだよ!科学がすべてじゃないだろ!
と言われると
まぁ確かにそうだけど、youは?youの論拠は?
ってなるんだよね。
せめて気体・液体・固体のほかに霊体があるんだよ!とか何でもいいから熱い意見をぶつけてきてほしい。
【折衷案】
思うに幽霊とか霊とかってそれを見てみたい怖いもの見たさだったり、じーちゃんばーちゃんの御霊があってほしいと思う人達の民意みたいな存在なんじゃないかな?想いから来る脳が見せる錯覚なんじゃないだろうか。
幽霊が滅茶苦茶出ると名高い廃病院に行けばちょっとした物音だってラップ音に聞こえるだろうし、ばーちゃんの命日なら何となく意識して夢とうつつの間で枕元にばーちゃんがいたような気もするかもしれない。